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睡眠時無呼吸の検査

[2025.10.11]
当院でも睡眠時無呼吸の検査をする機会が増えてきました。前立腺肥大や過活動膀胱と無関係な20代、30代の若い方で、夜間頻尿や夜間尿失禁を訴えられる方があります。こういった方では睡眠障害の存在を疑い、その際に無呼吸の検査を考えます。30代くらいで夜間尿失禁に急になる病態はほかに考えにくく、睡眠時無呼吸による睡眠障害が原因であることは多々あります。無呼吸があるかどうかの検査は自宅でできます。業者から睡眠中の呼吸の状態と血中酸素濃度を持続的に測定する機器が届きます。自動的にデータが集積されて判定されます。一時間に何度呼吸が止まっている、という具体的な数値で判定されます。肥満の方が多く、ある程度体型から無呼吸がありそうといった推測が可能です。若い方の原因不明の夜間の排尿障害の方がおられれば当科へ相談ください。

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