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漢方薬についての想い

[2024.02.15]

父が漢方薬局をやっていたこと、シンプルにこれが漢方に親しみをもっている理由です。父はかつて、漢方の名医の山本巖先生のもとに漢方薬を学びに行っていました。その頃に生まれた私は名前を頂きました。漢字が違うのは、名前として使える漢字に当時は制限があったと聞いています。小学生の時はアトピーやアレルギー性鼻炎に苦しんでいてよく漢方を飲んでいました。幸運にもある時期からはアトピーは完治しており、アレルギー性鼻炎もとても軽くなりました。

時を経て医学部に入学しました。受験勉強で燃え尽きており、大学に入ってからは勉学には身が入らず、魚釣りや柔道をしながら日々を過ごしていました。どのような医師になりたいか明確な目標を持つことなく、国家試験を迎えました。当初は漢方を使う医師になろうとしたのですが、大学病院で働いていると、手術手技に長けた医師が格好良く見えて、新たな目標を持ち泌尿器科医師となりました。

20年以上の泌尿器科経験で多数の手術を経験し、腹腔鏡認定医、ロボットプロクターの資格をとり、尿路結石症の手術では全国学会でシンポジストをする機会もいただきました。そんな生活の中でも漢方には常に興味を持ち続けており、漢方の勉強会に参加し、ツムラのweb講演もよく見ておりました。

今回自分のクリニックを持つにあたり、漢方のエッセンスを取り入れた診療を志したいと考えております。漢方の使い方は先人が書き残したものがあり、それを教科書として学んだことを実践していきたいと思います。またその内容は独特のものがありますが、いずれこのブログでも紹介したいと思っています。

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