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泌尿器科診療

尿路結石の治療 再発予防

尿路結石症は非常に有病率の高い疾患であります、男性は7人に1人、女性も10人に1人が生涯に一度は罹患するとされております。強い痛みや血尿をともなう尿管結石はすぐに診断されるのでまだよいほうです。無症状、無自覚のまま腎機能障害を引き起こす恐ろしい病態もあります。有病率が高く、再発率も高い疾患です。勤務医時代は多数の手術を手掛けてきましたが、これからクリニックでは再発予防に注視したいと考えております。定期受診をしている患者は、予防に心掛けができるので再発率が低いといわれております。
病院での治療は結石を除去するところまでで、その後の再発についてはほとんどされておりません。尿路結石症の多くはシュウ酸カルシウム結石です。尿中のシュウ酸やカルシウムは保険診療で測定可能です。まずは尿の詳細な検査をすることで、再発のリスクを評価するところから始めます。そこから再発予防につながる要因を探していくことと、同時に定期的なレントゲンやエコー検査にて再発時に早期に発見すること。無症状の腎結石のある方についてはその経過観察。病態によっては薬物治療が必要となります。繰り返す結石により痛い思いをしないように、腎機能悪化を未然に防ぐことを目標とします。

排尿障害

前立腺肥大症 過活動膀胱 神経因性膀胱 間質性膀胱炎

尿が漏れる、尿が出にくい、尿の回数が多い、夜間に排尿のために何度も起きるなど、症状は多岐にわたります。前立腺肥大症、過活動膀胱が主たる疾患となります。生活の質を保つために、排尿で煩わしい思いをしないように治療を考えます。
尿検査、残尿検査、尿流量検査、男性の場合、前立腺のサイズ測定、PSA検査が必要です。まずは薬物治療です。前立腺肥大症、過活動膀胱各々に有効な薬剤は複数あります。補助療法として漢方治療もあります。薬物治療にて改善がえられなければ前立腺肥大症であれば手術治療の選択肢もあります。手術の際には近隣の基幹病院へ紹介いたします。

尿の異常

血尿、尿潜血、蛋白尿

赤いおしっこが出た、検診の尿検査で異常を指摘された。そういった際には受診ください。年齢、症状に合わせて尿細胞診、レントゲン検査、超音波検査、PSA検査、膀胱鏡検査を組み合わせて原因を特定します。軽度の尿潜血では特に異常が見つからないことも多いですが、一度はスクリーニングを受けることを推奨します。

泌尿器科癌の診療

前立腺がん、膀胱がん、腎盂尿管がん、腎臓がん、精巣がん

男性癌罹患率一位の<前立腺がん>にはPSA(前立腺特異抗原)という有用な腫瘍マーカーがあります。PSA採血のみでスクリーニングが可能です。前立腺がんは遺伝要因があり、父が前立腺がんであった人の罹患率は2倍以上です。前立腺がん検診では50歳以上でPSA検査が推奨されております。まずはPSA検査です。MRIと合わせて精査します。早期発見された前立腺がんはロボット支援手術や放射線治療で完治が望めます。またホルモン治療という非常に有効な薬物治療もあります。

膀胱、尿管、腎盂から発生するがんの総称が尿路上皮がんです。喫煙と強く相関します。痛みをともなわない肉眼的血尿は尿路上皮癌を疑う兆候です。膀胱鏡、CT、エコー検査を組み合わせて精査をします。ほかに泌尿器科がんには、腎臓がん、精巣がん、陰茎がんがあります。
手術や放射線、抗がん剤治療が必要な際は、近隣の基幹病院へ紹介いたします。

近隣の基幹病院にて治療が一旦終わった方の、経過観察は当院におまかせください。
前立腺がんの手術後や放射線治療後の方は定期的なPSAの検査が必要です、膀胱がんにて内視鏡手術を受けられた方は、定期的な膀胱鏡と尿細胞診検査が必要です。腎がんや精巣癌の手術を受けられた方は、定期的なCTと採血が必要です。近隣施設と提携してCT検査もできるような体制をとっております。

泌尿器科感染症

膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、精巣上体炎症

泌尿器科領域には感染症も多数あります。いずれの疾患も排尿時の痛み、違和感、発熱,睾丸の痛みなど何らかの症状を伴います。急性膀胱炎、腎盂腎炎、急性前立腺炎、精巣上体炎といった細菌感染症に対してはまず抗生剤治療を行います。いずれも結石や前立腺肥大症、神経因性膀胱などが隠れていることがあり、感染症治療にあわせて精査が必要です。

性行為感染症(STI)

尿道の痛み、尿道のかゆみ、尿道から膿がでる、ペニスの痛み、ペニスに小さな水泡がでる、ペニスに硬結を触れるなど。男性の性感染症は自覚症状を伴います。淋病は特に強い自覚症状を伴います。放置すると日常生活に影響するような重症化、2次的な健康被害を引き起こします。早期の検査治療が重要です。パートナーの検査も同時に考えます。
近年梅毒と診断される件数が増えております。梅毒の場合ペニスに皮疹がでても、いったんは自然に消失します。皮疹が消えても病気が治ったわけではなく、症状のないまま進行していきます。少しでも不安なことがあれば受診してください。
何らかの性感染症の感染のリスクを自覚された場合、予防的な抗生剤の内服(Doxy PEP)が有効との報告があります。Doxy PEPで使用するビブラマイシンは常備しております。
自覚症状のない場合の性病検査は自費診療となります。検査代は保険診療と同じですが、全額自己負担金となります。 男性のブライダルチェックとしても施行可能です。精液検査含めて相談してください。<院長ブログの男性尿道炎の話梅毒の話>も参照ください。

更年期障害

LOH症候群(加齢生鮮機能低下症)とも呼ばれます。性ホルモンの低下に伴い心身の不調を来す状態です。なんとなくしんどい、気力がない、頭がぼーとする、眠りが浅いなどといった精神症状に加えて、疲れやすい、のぼせるといった身体症状と、性欲の減退、EDが重なります。男性ホルモンは血液検査で調べることができます。ホルモンが低下している方では、補充することができます。さらに漢方治療を合わせていきます。
<院長ブログ、更年期障害の話>も参照ください。

慢性骨盤痛症候群

慢性前立腺炎とも呼ばれます。人により訴えは様々ですが、肛門のあたり、下腹部、陰嚢のあたりに違和感と鈍痛が続く病態です。排尿障害を伴うこともあります。軽いものを含めると多数の方がこのような症状を感じたことがあるとされています。通常の生活ができなくなるような強い自覚症状を伴うことや、精神的、心理的な不調をきたすこともあります。細菌感染を伴うものと、そうでないものもあります。細菌感染を伴わないものが治療に難渋します。確立されたものはなく、漢方治療も含めた各種治療薬をあわせて使用します。治りにくいですが、治らないわけではありません。長期的には症状は軽減していきます。このような確立された治療がない領域は漢方治療が役立つ領域でもあります。
<院長ブログ 慢性骨盤痛症候群の話>も参照ください。

女性の泌尿器科診療

女性では年齢とともに、おしっこが我慢できずに漏れてしまう、せきやくしゃみをすると尿が漏れてしまう、夜間に何度もおしっこのために起きるといった症状の頻度が増えます。また膀胱炎は女性に多く、繰り返す方もいます。尿路結石症は女性では年齢とともに増加していきます。年代を考慮した女性患者への診療を行います。

小児の泌尿器科

ペニスが腫れた、排尿時痛、陰嚢が腫れたなど泌尿器科の問題は多種あります。男児の包茎の相談、包茎に伴う包皮炎、陰嚢水腫などは小児科では診察できません。小児の泌尿器に関する各種の問題について、診察いたします。
夜尿症に関する相談もよく受けます。まずは生活指導から、その後薬物治療、アラーム治療など併用していきます。眠りが深くて夜漏らしてしまうお子さんには漢方治療があります。ほかにもミニリンメルトなど有効な薬物治療があります。修学旅行など泊りのイベントが近づいてきて相談に来られる方もあります。状況に応じて、相談して治療を選択していきます。

在宅自己導尿管理、留置尿道カテーテルの管理

月に一度の受診にて、物品およびカテーテルをお渡しします。また必要な管理と指導を行います。留置カテーテルの交換も可能です。往診での交換もできるだけ対応します。

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