前立腺がんホットフラッシュについて [2024.04.12] ホルモン治療とは、腹部に皮下注射をして男性ホルモンを低下させることです。がんに対しては非常によい治療ですが、男性更年期の状態を人工的に作ったことになります。顔のほてりや上半身の熱感、発汗などを主とするホットフラッシュは、ホルモン治療中のかたが、よく訴える症状です。程度の差があれ、ほぼすべての方がホットフラッシュを自覚されます。一部にQOLの低下を強く訴える方もあり、ホルモン治療が継続できないこともあります。 当院では桂枝茯苓丸から開始して、漢方を使用してホットフラッシュを改善させていきたいと考えております。 前の記事へ次の記事へ